保険金の支払い  | ダイレクト自動車保険のススメ!

保険金の支払い

一般的に保険金は、対物事故の場合、対物賠償保険から相手の修理工場に対物賠償保険金が、人身事故の場合には、対人賠償保険から病院に対人賠償保険金が直接支払われます。休業損害や慰謝料などがある場合には、相手方にも対人賠償保険金が支払われます。

傷害保険はケガをした本人、人身傷害保険の場合、治療費は病院、休業損害や慰謝料などがある場合には、被保険者にも人身傷害保険金が支払われます。
車両保険であれば修理工場(全損などの場合はクルマの所有者)に車両保険金が支払われます。免責金額がある場合には、免責金額分は自分で修理工場に支払う必要があります。

ちなみに、人身事故の損害賠償金は、まず自賠責保険から支払われ、足りない分がある場合に自動車保険から保険金が支払われます。なお、対人賠償保険金の支払いは「一括払い制度」により、自動車保険の保険会社がまとめて支払うので、バラバラに払われることはありません。

◆自賠責請求(16条請求)

あなたが事故で相手にケガを負わせ、ケガの補償をしなければならなくなった場合、強制保険である「自賠責保険(自賠責共済も同様)」は、保険会社の方で請求などの処理をしてくれるので、みなさんが自賠責保険会社に保険金の請求をすることはありません。 しかし、任意保険(自動車保険)に加入していない方については、自分で自賠責保険会社に保険金の請求をする必要があります。(加害者請求「15条請求」)

一方、自分が事故でケガをした被害者であるにもかかわらず、相手方が一向に保険手続きをしなかったり、任意保険(自動車保険)に加入していないような場合、相手の自賠責保険会社に対して直接請求をすることができます。これを被害者請求(16条請求)といいます。

◆政府保障事業

当て逃げなど事故の相手がわからない場合や、任意保険(自動車保険)どころか「自賠責保険(自賠責共済)」にも加入しておらず、一向にケガに対する補償をしてくれないような場合には、国が実施している交通事故の被害者に対する救済制度から補償を受けることができます。
ちなみに、加害者は逃げ得にはならず、国は加害者の代わりに支払った金額について取り立てを行います。

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事故の処理 事故の責任 補償の範囲 事故の損害 過失割合
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