保険料のしくみ  | ダイレクト自動車保険のススメ!

保険料のしくみ

自動車保険の価格・値段は、保険業界では「保険料」と呼ばれています。
その保険料は、ヒトやクルマ、契約の条件などにより異なり、いわゆる「定価」というものがありません。価格(保険料)の決定は、ずばり事故を起こす可能性。事故を起こす可能性の高いヒトの保険料はが高くなり、逆に事故を起こさないヒトの保険料は安くなるというしくみとなっています。

(1)リスク細分

ダイレクト自動車保険は、従来の自動車保険に比べ、より加入者に合った価格(保険料)で自動車保険を提供しています。 よくダイレクト自動車保険は、「リスク細分型自動車保険」とも呼ばれており、意味するところは違うのですが、一般的には同じものと捉えられています。 ダイレクト自動車保険の広告でよく見かけるこの「リスク細分」という用語、自動車保険はそもそも加入者(運転者)の事故に遭う確率(事故リスク)に応じて価格(保険料)が設定されますが、ダイレクト自動車保険(リスク細分型自動車保険)では、この「事故リスク」を従来のものより細かく設定し、加入者それぞれの価格(保険料)を算出することで加入者の納得感を高めることを目的としています。

日本においてはこの「事故リスク」として使用できる項目は以下の9つ(リスク項目)に決められています。 したがって、各保険会社はこれらの「リスク項目」の組み合わせで、独自の価格設定(保険料設定)をし、より加入者の納得感を得られるように努力しています。

《リスク項目》 …保険業法施行規則

・年齢       担保年齢、料率格差は3倍以内
・性別       男女による違い、格差は1.5倍以内
・運転歴      等級、免許の色
・使用目的     日常・レジャー、通勤・通学、業務
・使用状況     使用頻度、年間走行距離
・自動車の車種   タイプ、排気量、グレード
・安全装置の有無  エアバッグ、ABS、衝突安全ボディ・・・
・所有台数     1台、複数台数
・地域       全国7地域、料率格差は1.5倍以内

(2)範囲料率

保険会社に許された保険料設定の幅(価格範囲)をいい、定価の上下10%とされていました。
従来、自動車保険はどこの保険会社で加入しても条件が同じであれば同じ保険料となっていました。 ところが、政府が推進していた「金融の自由化(保険の自由化)」により保険会社が自由に価格を設定してもよくなったことから、従来の保険会社とは別に通信販売で自動車保険を販売する保険会社、いわゆる「ダイレクト保険会社」が登場してきました。この「ダイレクト保険会社」も当初は、現在のような「リスク細分型の自動車保険」ではなく、他の既存保険会社と同様の自動車保険を「範囲料率」という、保険会社が自由に価格設定してよい幅を利用して、約10%割引いた価格設定の自動車保険を提供し始めました。 この範囲料率は、保険の自由化以前から保険会社に許されていたものですが、実際にその幅を利用した保険会社はあまりありませんでした。(1社はあったようです、しかも割増10%)

(3)特別危険料率

保険金請求に関し詐欺行為があった場合や、酒酔い運転・酒気帯び運転・無免許運転・麻薬等運転による事故を複数回起こした場合に適用される保険料率です。 この料率を適用されると、ほとんどの保険会社は引き受け(契約しない)を行いません。

自動車保険の一括見積もり・資料請求はこちら

 街の法律屋さんに相談しよう!

Copy right© 2011 Direct-Hoken.net All Rights Reserved.