ロードサービスのメインサービスが、この応急作業サービス。クルマにトラブルが発生したときに、ロードサービス業者のヒトが飛んできてトラブルを解消してくれます。このトラブルは、事故によりクルマの調子が悪くなったときはもちろん、ちょっとした故障のときでもサービスを提供してくれます。これら応急作業サービスは、あくまで「応急作業」なので、「修理」ではありませんので誤解のなきよう。
では、「応急作業」とはどういうものかといいますと、よく使われるサービス(「4大トラブル」とも言うらしい)は、パンク時のタイヤ交換、ガス欠時の燃料補給、カギの閉じ込み(カギをクルマの中に入れたままドアをロックしてしまったなど)時の解錠、バッテリー上がり時のジャンピング(バッテリーが上がってしまった車(故障車)をブースターケーブルによって始動すること)だそうで、その他にも落輪の引き上げや・・などどこの会社も30分程度で作業が完了する故障などがサービスの対象となっています。
ちなみにガス欠時の燃料補給では、当然のことながらガソリン代(軽油代も同様)は利用者の負担となります。 ところが、いくつかの保険会社では、その自動車保険に2年以上加入し続けた場合に燃料補給したガソリン代(軽油代)を無料としてくれるサービスを実施しています。(ただし、どこの会社も10リットル程度まで) さらに、保険期間中に何回もこのサービスを利用できる会社もあります。(ただし、悪質な利用をすると途中からこのサービスを受けられなくなり、最終的には翌年の自動車保険に加入できなくなることがありますので、あくまで非常時のサービスということを意識しておく必要があります。
パンク時のタイヤ交換で注意しないといけないのが、単なるタイヤ交換はサービスの対象外ということ。スキー・スノボーの季節が来ると、スタッドレスタイヤへのタイヤ交換やタイヤチェーンの装着などが必要となりますが、このようなタイヤ交換はサービスの対象外となります。